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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅

青年部の頭脳となった4人の乙女

戸田先生の会長就任により、学会は爆発的な拡大期に入りましたが、まだ入会して日が浅く、教学の未熟な会員が増えるにつれて、現場の暴走による強引な折伏が社会問題化していきました。

罰論が脅迫と受け取られたり、勝手に謗法払いを行って器物破損で警察沙汰になるケースもあったそうです。

御書には「強いて説き聞かせよ」とあるものの「強いて入信させよ」などとは、どこにも書かれていません。

この2つを混同していることが、学会が社会と無用な摩擦を生んできた大きな原因となっています。魔は常に紛らわしく競い起こるものです。

やるやらないは相手が決めることです。われわれはこの仏法を紹介さえすればいいのです。

法理を無視した折伏は、蛮勇です。反価値であり、有害です。

特に男子部は蛮勇を美徳と見なす風潮があり(今の男子学生部もそうですが苦笑)、戸田先生は常に頭を抱えられていました。当局に会長名で始末書を提出したこともあったようです。

これについて「人間革命」では、山本伸一がこのように反省しています。





これまでの青年部にはずさんな作戦企画が多く、行動面がいたずらに飛躍していたきらいがあった。闘いの全過程から見るならば、時にマイナスをもたらしたことも多かったと思う。

今まで、われわれのしてきたことは、瞬間的で衝動的でありすぎた。





すなわち、当時の青年部に決定的に欠けていたものは、理性的・常識的に活動を指導できる司令塔、頭脳だったわけです。

そこで戸田先生は、男女青年部の最高幹部8名を選抜し、参謀室を設置します。参謀の半数は女子部員でした。

「人間革命」によると、入江千佐子、石川英子、十条広子、日野照代の4名です。

彼女らの聡明な指揮により、青年部の暴走は次第に影を潜めていきました。



男子部のみで突っ走ると、血気盛んな若い男の集団ですから、どうしても暴走しがちです笑

慎重に長い目で広布を展望する女子部を重んじてこそ、青年部は本来の力を発揮できるのです。



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