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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅 カルト撲滅

御本仏の折伏もなかなか決まらなかった






大聖人は建長5年4月28日に立宗されましたが、ついてくる僧は誰もおらず、11月にようやく日昭が弟子入りします。

御本仏でさえ、初年度は1人しか折伏が決まらなかったのです。

ついてくる弟子は、ただ1人・・・

それでもなお、大聖人は広宣流布の志をいささかも曲げることはありませんでした。

まさに、1人立つ師子王の精神です。



御在世当時の信徒数は、最盛期でも1000人に満たなかったと推定されています。

焦る必要はありません。

これはまた、大聖人が容易に入信を認めなかったことも意味しています。

特に、御本尊は信心強情な限られた弟子にしか授与しませんでした。

「量より質」の精鋭主義が、大聖人のご方針です。



組織が大きくなると、「1人立つ精神」も観念になりがちです。

「日蓮と同意ならば地涌の菩薩たらんか」

この御金言に照らすならば、組織力を頼る心は「日蓮と同意」とは言えず、功徳も消えてしまいます。



池田先生は現代的に「全員が会長の自覚を」と指導されています。

これはすなわち、「たとえ自分1人でも広宣流布するのだ!」という自覚です。

それが「日蓮と同意」の決意になるのです。



頭数、組織力では、第六天の魔王は決して破れません。

広宣流布は、組織力ではなく、1人立つあなたの祈りによってのみ実現されるのです。





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