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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅 カルト撲滅

「組織人間」では功徳が無い







役職をいくつも兼任し、熱心に活動しているのに、歓喜や功徳の実感がないという経験は、幹部ならだれもが持っていると思います。

その原因はやはり、一念の狂いにあります。



信心は「日蓮と同意」が大原則です。一閻浮提広宣流布を祈ることが、仏の心です。

しかし、組織に属していると、つい「自分の組織さえ発展すればよい」という自分中心の祈りになりがちです。

たとえば男子部員ならば、女子部や壮婦のことは祈らなくなります。

部長ならば、他の部のことはどうでもよくなってしまいます。

これはもはや異体同心でも何でもありません。自ら信心の血脈を絶っています。

下手をすると「うちの組織に活動家が引っ越してきてくれないか」という他力本願の祈りになってしまいます。もしそれが実現したとしても、広宣流布が進んだわけではないので、誰にも功徳はありません。

また、同志のことだけ祈り、外部の人には冷たくなってしまいます。信心することで、かえって人格が狂ってしまうわけです。

大組織の幹部になって、鼻を高くするのは、修羅の生命です。

このように自分中心の祈りは、大宇宙のリズム、仏のリズムを乱してしまうので、かえって功徳を消してしまうのです。



池田先生が世界の識者と対談を重ねてきたのは、何も学会の勢力拡大が目的だったわけではありません。

ただ「世界を平和にせん」とする一念です。これが日蓮と同意の実践なのです。



人間が2人以上集まれば、それは組織です。

広宣流布の闘争において、組織と関わりを持たないことは現実に不可能です。

しかし「日蓮と同意」の信心を忘れれば、組織も魔として働いてしまいます。

組織や役職に、あなたを成仏させる力はありません。組織が本尊だったら、お題目はいらないことになります。これはもう日蓮仏法ではありません。

役職が上がれば上がるほど、ますます役職に依存しない純粋な信心が求められるのです。



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