※青春対話より
内容の無い、幹部の独りよがりのような会合は、みんながかわいそうだ。
それはもちろん、運営する側に責任がある。
それはそれとして、根本は自分で決まる。
自分が運営する側になったら、批判するほど簡単ではない。
一番大事なのは、会合にしろ、組織にしろ、「よくない」「つまらない」と思ったら、自分で変えていくことです。
組織は方便(仮の手段)です。完全ではない。
私も若き日に当時の組織の雰囲気になじめなかった。
そういう心を戸田先生は見抜かれて、私にこう言ってくださった。
「それならば、大作、お前の力で、理想的な学会を創れ!」
池田大作全集74 372頁より
信心が「本」であり、組織は「迹」である。
境涯が「本」であり、役職は「迹」である。
組織はあくまで弘教の手段であり、本尊ではありません。
打ち出しも凡夫である幹部が決めている以上、完全ではありません。
組織の打ち出しに南無し奉るのではなく、日蓮大聖人に南無し奉るのが信心なのです。
もし、御書に照らして打ち出しがおかしいと感じたならば、自分で変えていくことです。
それだけの教学力を身につけ、折伏や人材育成でも結果を出し、生活の上でも実証を示してください。
そうすれば、組織もあなたの意見を無視できなくなるはずです。