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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅

役職の落とし穴とは

役職を受けることは、福運を積む大チャンスでもありますが、一歩間違えるとかえって成仏を妨げてしまいます。

なぜなら

「担当組織以外のことは自分に関係ない。祈らなくていい」

という意識が生じてしまうからです。



これは、組織本然の魔ともいうべきものです。

男子部員であれば、つい女子部や壮婦のことは祈らなくなります。

創価班であれば、牙城会のことは祈らなくなります。

部長であれば、他の部のことは祈らなくなります。「自分の部さえ活動家が増えればいい」という気持ちになりがちです。



この弊害が最も顕著に出ているのが、未来部です。

未来部員は高校を卒業すると地元を離れる率が高いので、育成しても地元組織の活動家が増えるとは限りません。

幹部としては、地元の活動家を増やすことをつい優先してしまうので、未来部育成が後回しになりがちです。

しかし、それが続けば、学会の衰退は避けられません。



それ以上に問題なのが、内部にばかり気を取られ、外部との対話がおろそかになることです。

学会の使命は日蓮仏法を世界に広め、全人類の悲惨な宿命を転換することです。

担当組織のことばかり気を取られ、肝心の折伏を忘れては、本末転倒です。



自分の担当に責任を持つのは、最低限のことなのです。

その上で組織全体、さらに人類全体のために祈るからこそ、福運が増していくのです。



また、フリーの副役職になったときは、信心の原点に立ち返るチャンスとも言えます。

正役職を持っていると、どうしても担当組織が優先になりますから、副役職のほうが、むしろ広い視点で公平に広布のために祈れます。

また、社会で実証を示すためには、正の役職を長く続けるのは時間的に難しい場合もあります。

正と副のどちらが上ということは無く、どの役職も必要不可欠なのです。


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