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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅

自らを迫害した人々の幸せを祈られていた大聖人

蓮祖は弟子の光日尼に送られた手紙の中で、



「故郷(小湊)のことであれば、冷たい仕打ちを受けた人々の行く末も疎かに思わない」

(御書928頁、趣意)



と述べられています。

蓮祖も凡夫であり、厳しい迫害を受けた小湊の地であっても、常に望郷の念を抱かれていました。

もちろん仏法の因果は厳しく、法華衆を迫害した小湊の人々が大罰を受けることは免れません。

だからこそ、なおさら不憫でならないと、蓮祖は彼らの罪障消滅を祈られていたのです。

われわれ弟子が、蓮祖のような慈悲心を抱くことは、なかなかできません。

だからこそ御本尊に向かい、御本仏の生命と一致できるよう精進することが必要なのです。

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