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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅

「信心で受け止める」と幹部を甘やかすだけ

学会には、御書にも師匠の指導にもない「信心で受け止める」なる用語が存在します。

幹部の心無い暴言に傷ついた同志を丸め込むために使われます笑

要するに、何を言われようと、同志を憎むのは「怨嫉」になるから、善意で受け止めなければならないという考え方です。

しかし、この考え方を突き詰めていくと、幹部はどんどんパワハラ・セクハラ・マタハラを繰り返して、みんなの信心を鍛えてあげた方がいいことになってしまいます。

いっそ日顕のように、小僧を中啓でぶん殴れば、最高の訓練になるでしょう笑

「信心で受け止める」なる指導は、もともと坊主の権威を守るために、宗門から入り込んできた「迷信」かと思われます。

それを一部の幹部がちゃっかり悪用してきたのでしょう。



仏法に照らすと、幹部がハラスメントで同志を組織から遠ざけようとするのは、五逆罪の中でも最も重い「破和合僧」となります。これは仏法上、親を殺す以上の重罪です。

したがって、幹部がハラスメントをやっていたら、断じて止めさせなくてはいけません。

こんなことは、仏法で語るまでもなく、世界の常識です。

いまや、創価学会ほど幹部のハラスメントに甘い組織は存在しないでしょう。世間から何十年も遅れています。

ハラスメントの加害者をかばうのであれば、幹部本人だけでなく、学会がハラスメントの「共犯」となってしまいます。



もしもあなたが幹部のハラスメントで活動から離れざるを得なくなったのなら、黙って離れるのではなく、勇気をもってその幹部に、あるいは学会本部に抗議してください。

それが、破和合僧から組織を守る戦いとなります。

情報が入らなければ、組織も調査しようがありません。

また、全ての人間には「ハラスメントを受けない権利」があるので、組織が十分に対応してくれず、再び繰り返される恐れがある場合、無理な復帰は避けましょう。

これはあなたの意志で活動から離れたわけではないので、和合僧を乱したことにはなりません。学会が日顕に破門されたのと同じです。

もし、強引に復帰を求められたなら

「再度のハラスメントで心身を病んだ場合、創価学会(あるいは幹部個人)が一切の責任を取ります」

その誓約書を求めてください。



もちろん、最も大事なのは予防策です。

ハラスメント加害者は、自分も先輩から普通にやられてきたことなので、自覚なくハラスメントしている場合がほとんどです。

新任の幹部には、着任前に、必ずハラスメント防止の研修を義務付けるべきでしょう。

普通の会社なら当たり前にやっていることです。

もう令和の時代です。いつまでも「昭和の常識」が通用するはずはないのです。







新・人間革命「力走」より

人間革命途上であるがゆえに(中略)配慮不足の幹部もいるでしょう。

「どう見ても、これはおかしい」と思うことがあれば、率直に意見を言うべきですし、最高幹部にも相談してください。

もし、幹部に不正等の問題があれば、学会として厳格に対処していきます。




池田大作全集79 438頁より

どんな人とでも仲良くーそれが良いように見えるかもしれない。

現実には、より多くの人々を守るためにも、悪とは断じて戦わざるを得ない。




池田大作全集77 376頁より

いずこの世界であれ、組織が大きいほど、また整備されるほど、「形式主義」と「事なかれ主義」が横行する。多くの場合、そこから組織の衰退がはじまる。

まして、学会は「広宣流布」の団体である。信心に後退はないし、「もう、これでよい」との停滞もあってはならない。

いかなる組織悪も打ち破り、いわば「組織善」の模範を築き、また築いていく。その繰り返しの中に、広宣流布の道はある。





追記

全集73の299頁に「信心で受け止め」というワードが出てきますが、これは



「幹部でありながら(中略)皆様にもご迷惑をおかけした事件があった。これこそ法華経に傷をつけたことである。その罪は重い」

「一部の邪悪の人間を見て、多くの友がより賢明になり、後世の戒めとすることもできた」



という文にかかっています。

つまり池田先生は、幹部の罪が断罪され、誰の目にも正邪が明らかになっている前提で「信心で受け止め」という言葉を用いられています。

組織内のハラスメントを黙認する意味で無いことは明白です。

つまり現場では、池田先生のお言葉が曲解され、正反対の目的で用いられており、この師匠軽視がハラスメント横行の根本原因なのです。


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