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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅

仏法上と世法上の指導を峻別せよ








戸田先生はかつて

「ヤミ米を運ぶのは国法に背いているが、生きるためにやむを得ない」

そのように指導されていましたが、これはもちろん終戦直後の食糧難の中での指導です。

今のように食糧が有り余っている時代に、あえてヤミ米を食べる必要はありません。そもそもどこにも売っていません笑

このように、師匠の指導といえど、時と場合によっては役に立たないばかりか、かえって反価値となる場合もあります。

池田先生はかつて、「男子は全員大学に行くように」と指導されていましたが、もちろん大学を出ないと成仏できないわけではありません。

それでは池田先生自身が成仏できないことになってしまいます。

これらの指導は「世界悉檀」に当たりますので、時と場所によって常に変わっていくものなのです。

 

 

個人指導も同様です。

ある人には適切な指導も、別の人には不適切である場合があります。

大聖人は、刺客に命を狙われていた金吾に対して外出先での飲酒を諫められ「ただ女房と酒うちのみて」とご指導されましたが、医師にアルコールを止められている人ならば、当然お酒そのものを止める必要があります。

個人指導は「為人悉檀」に当たりますので、相手によってそれぞれ内容が異なり、別の人にそのまま当てはめることはできません。



指導も、仏法上と世法上の区別をつけなくてはいけません。

このうち仏法上の指導は、永遠に変わらないものですが、世法上の指導は、時と場合により、また相手により、常にダイナミックに変えていく必要があります。

さもないと「死んだ指導」になってしまいます。



肝心なのは、お題目によって御本仏から智慧を授かることです。

凡夫の浅知恵で、適切な指導などできません。

広宣流布は、全てお題目の力で進むのです。




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