お題目の力を信じていなければ、口先で何百万遍唱えようとも、功徳はありません。
「一応祈ってみるけど、どうせ無理ですよね」
そのような不信の祈りでは、いくら口でお題目を唱えても、心で一遍も唱えていないに等しいからです。
「心こそ大切なれ」です。
必ず叶うと信じて祈るのなら、たとえ一遍のお題目でも、心の中で唱えるだけでも、大功徳があります。
その意味で、時間を決めて勤行することは、かえって望ましくないといえます。
形式が目的になりがちだからです。かえって祈りに集中できません。
池田先生は、疲れた時には題目三唱だけでも構わないと言われています。
短時間でも構いません。一切の形式を排し、心の底から真剣に信じて祈りましょう!