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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅

法を正しく伝える難しさ

仏の滅後四十年にさえ既に謬り出来せり。何に況んや仏の滅後既に二千余年を過ぎたり。仏法天竺より唐土に至り、唐土より日本に至る。論師・三蔵・人師等伝来せり、定めて謬り無き法は万が一なるか。

十法界明因果抄




釈尊の入滅から40年後、十大弟子の1人阿難が、発句(経文の一節)を間違って唱えている比丘に出会いました。

阿難はその場で間違いを正してあげました。

比丘は、自らの師匠にもそのことを伝えました。しかし師匠は

「私の教えが正しい。阿難は年老いて間違いが多いので信じてはならない」


このように語り、比丘に再び間違った発句を唱えさせました。

その後、比丘は阿難に再び諫められても聴く耳を持ちませんでした。



この説話は、仏滅後40年しか経っていないのに、早くも法が歪められていたことを物語っています。

そしてまた、先輩を軽んじる「自称・師匠」が出現し、法を歪めてしまう危険性を警告しています。

管理人がこのブログを開設した動機のひとつは、ググッても「創価教育学」の基本的な情報が出てこないことにショックを受けたからです。

牧口先生が「半日教育」を提唱されたことは、基本中の基本です。そのレベルの情報が得られないということは、「永遠の師匠」であるはずの先師の思想がほとんど忘れられているということです。

これは、いずれ戸田先生、池田先生の思想も忘れられ、自称・師匠が好き勝手な教えを弘めだすことを意味しています。

広宣流布とは、永遠の「忘却との闘い」でもあるのです。





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