今日の宇宙モデルで最大の未解決問題が、「宇宙の超巨大な質量はどこから生まれたのか」です。
少なくとも宇宙の始まりでは、ゼロからいきなり現在の質量が生じたことになります。
無から有が生じるのは質量保存の法則に反しており、物理学において絶対のタブーです。
しかし、実は宇宙は「一貫して質量ゼロのまま」だとすれば、この問題は解消できます。
つまり、われわれの宇宙を「プラス宇宙」とした場合、同量の反物質で形成された「マイナス宇宙」が対生成されたと考えれば、物理的に何の矛盾もありません。
プラス宇宙の質量はプラス、マイナス宇宙の質量はマイナス、質量の絶対値はイコールです。合算すればプラマイゼロですから、質量保存の法則と矛盾しません。
マイナス宇宙は何らかの理由でいまだ観測不可能であり、現在のところプラス宇宙と対消滅を起こしていません。
そのため凡夫の目には、ゼロからいきなりプラス宇宙が生じたように見えているだけです。
観測可能な領域にしか質量が存在しないと考えるのは、あまりにも浅はかで非科学的な前提です。
なお、以前の記事で述べてきた「ゼロ宇宙(無の宇宙)」と今回のマイナス宇宙は全く別のものです。
「有の宇宙」を、さらにプラス宇宙とマイナス宇宙に区別できるということです。なお、質量の総和がゼロであれば、宇宙の数は理論上何個でも構いません。マルチバース理論も包含できます。
創造主の介入など無くても、宇宙の姿を説明することは十分に可能なのです。